洛星中学校対策

学校名(分類)

洛星中学校(男子校)

所在地

所在地:京都市北区小松原南町33
電話:075-466-0001
最寄り:市バス 白梅町バス停下車、徒歩3分/京福北野線 北野白梅町駅下車、徒歩3分

校風

■バランスと乗れた人間を育成:
洛星中学は、「キリスト教精神」に基づく全人的教育を目標に掲げ、他面においては、生徒全員が大学進学を希望しているため、教科指導を効果的に生かすことができるように教育課程を配慮し、隔週の教科会議を持ち、教科の研究と教科指導の問題点の検討を重ねている。「神がそれぞれに違った能力を与えてくださる、その能力を最大限に発揮できるように自分自身を開拓していくことが大切で、人からさせられるのではなく自分自身でやる若者であってほしいと常々話しています。

募集

前期約195名・後期30名

選抜方式

前期:算数・国語各120点各60分、理科・社会各100点各50分、面接
※4科型または3科型(国算理)選択、3科は440点満点に換算

後期:国語1・算数1各40点各30分、算数2・国語2各80点各60分、理科・社会各60点各40分、面接
※4科型または3科型(国算理)選択、3科は360点満点に換算

主な大学合格実績

東大12(9)、京大47(26)、大阪大12(3)、早稲田24(2)、慶応15(4) ※カッコ内は現役合格者

洛星中学受験に適したプロ家庭教師

>>神戸市須磨区/男性/慶應義塾大学理工学部

>>兵庫県西宮市/男性/京都大学経済学部

>>大阪市阿倍野区/男性/大阪大学理学部

その他のプロ家庭教師一覧

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プロ家庭教師の小エッセイより

■多動性障害の子供ですが中学受験できるでしょうか。

○ご相談内容:

小学3年生になる息子のことでご相談させていただいてよろしいでしょうか。中学1年の長女、小学5年の次女とも、同じ個人経営の塾に通っておりまして、その経営方針や、塾長の方とも懇意にさせていただいている関係上、長男も今年の春から通わせることになったのです。

普通の公立校に通うことは、とても無理なため、中学受験をさせ、私立に通わせたいと考えいます。

私は仕事をしており、忙しさにかまけてよく息子のことを見ていなかったのが行けなかったと思うのですが、塾で相当先生やその他の生徒さんたちに迷惑をかけているようなのです。授業中に大声で叫んだり、机の上に飛び乗って暴れたりするそうです。学校では多動性障害の疑いがありますと言われていたのですが、それは40人弱規模のクラスの中だからかな、と高をくくっていたのですが、塾は10人程度が1クラスですから、そんなことにはならないと思っていました。

「ああ、やはりダメだったか」と絶望的な気分に襲われています。もうマンツーマンでないとダメなのかな、と考えて、主人と手分けてして中学受験の家庭教師センターに当たってみたのですが、多動性障害の子供をみた経験のある先生がいないとか、先生に危害が加えられる恐れがあるからと断られるケースが多いのです。またなんとか中学受験専門の家庭教師センターが見つかっても1時間に1万円もするとか、私達の生活レベルではとても利用できないものばかりです。こちらでは我が子のような生徒でも見ていただける方はいらっしゃるでしょうか。

○回答(その1):

発達障害(ご質問のケースは注意欠陥多動障害ADHDの疑いがあると思われます)かどうかは、大学病院か専門病院の思春期外来での綿密な検査により判定されます。

仮にそのように判定された場合には、医師のアドバイスに基づいた生活を送る必要があります。中学受験の家庭教師派遣センターの中には、お子様に多動のある場合や精神安定剤を服用中の場合には家庭教師を派遣しない会社もあり、責任を持っての指導が難しいとの理由によるものです。

多動があるとやはり学習指導は難しいと思います。ただ多動を完全に抑えるのは時間がかかり、なかなか難しいとは思いますが、お子様に落ち着いた状態がある程度続くなら、なるべく中学受験のことに詳しい家庭教師をつけて学校の授業内容から指導を始めて頂ければと思います。

また、そのような状況を理解され指導経験のある方、突然に指導がキャンセルになっても対応できるお近くの方を根気よく探してみてはいかがでしょうか?

○回答(その2):

はじめまして。ご両親様のご心配、お悩みはきっと深くていらっしゃることと思います。発達障害にもいろいろな種類がありますが多動性障害のお子様の場合は、やはり塾でお勉強を教えて頂くことは、お子様にとってもストレスになるかと思います。

何気ない先生のひと言やお友達の言葉に傷つき、周囲のお子様とご自分を比較してしまい大きなストレスがかかって叫んだり、歩き回ったりなどの行動を取ってしまうと思われます。

そういう意味では、家庭教師の先生にご自宅でお勉強を教えて頂くほうがよろしいかと存じます。ご家族様と先生との情報交換や連携は欠かせないことであり、ご自宅ならばそれがスムーズに行なえると思います。ただ、やはり中学受験についての知識が豊富で、よくわかっている人間に学ぶべきです。

今もうすぐ小5の発達障害の双子さんを指導させて頂いております。両方中学受験をする予定です。得意な算数だけをお勉強しておりますが、その日その日によって心身状態の波がありますので、根気強く繰り返し指導してゆくことを続けております。

椅子に座ってもらう、姿勢を正してもらう、暗算せずに紙に筆算を書いてもらうなど毎回生徒さんが嫌がることを言わせて頂いておりますが、少しずつよい方向に変化が見られて私も本当に嬉しく思っております。

発達障害は、お子様の個性であると認識して根気強くお子様に対応してゆくことで、お子様は必ず心を開いて希望ある未来へと歩まれると思います。是非発達障害児の指導経験のある家庭教師の先生に教えて頂かれてくださいませ。