四天王寺中学校対策

学校名(分類)

四天王寺中学校(女子校)

所在地

所在地:大阪市天王寺区四天王寺1-11-73
電話:06-6772-6201
最寄り:JR環状線 天王寺駅下車北へ徒歩約10分/地下鉄谷町線 四天王寺前夕陽が丘駅下車南へ徒歩5分

校風

■深い人間性を備えた女性の育成:
「十七条の憲法をもとにした学園訓」。聖徳太子の十七条憲法をもとにした学園訓は「一、和をもって貴としとなす。一、四恩に報いよ。一、誠実を旨とせよ。一、礼儀を正しくせよ。一、健康を重んぜよ」というものである。聖徳太子の御心を基とする信念のある女性の育成を目指しています。和というのは、人と人の輪、それから人と仕事、人と物との和のことです。学校生活でいえば、人間を尊重することが人との和。そして、服装も含めた環境と調和することがものとの和です。学園訓の四恩とは、国、父母、世間、仏の恩のことです。人間は一人で生きているのではなく、多くの人たちの力によって生かされているわけです。こうしたことを、人生のもっとっも多感な情熱ある時代に学ぶことによって、将来素晴らしい人格を備えた女性になるのです。そのうえで、自分の個性を伸ばし、自分の希望する道に進むことが大切なんです。そうした人間形成は、そのまま学力の向上につながりますから、中学時代にはうんと鍛えます。

募集

英数Ⅰコース120名、英数Ⅱコース90名、医志コース35名、文化スポーツコース20名

選抜方式

国・算 各120点各60分
理・社 各80点各40点

主な大学合格実績

東大2、京大40、大阪大34、早稲田13、慶応8

四天王寺中学受験に適したプロ家庭教師

>>神戸市須磨区/男性/慶應義塾大学理工学部

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お寄せいただいたご相談集より

■薬学部から医学部への進路変更

○ご相談内容:

四天王寺に通う高校2年の娘のことです。もうすぐ3年になるこんな時期に、遅すぎるかもしれませんが、国公立の医学部に入りたいと言い出しました。いままでは薬学部を目指してましたが、突然のことでした。娘は性格的にあまり積極的に自分の思いを外に向けて発信しないので、親としてもお恥ずかしい限りですが、何を考えているのかわからなかったのです。学校の担任の先生も私たちも薬学部だと思っていたので、そのための準備をしてきたので、青天の霹靂という衝撃がありました。医学部なんてもう間に合わないでしょうか。化学と生物が得意ではなく、家庭教師をつけようと思っています。始めは駅前の個別塾に行くつもりで、その面談にもいってきましたが、数学と英語なら先生がいるとのことで、それはお願いすることにしたのですが、化学や生物の先生というのは、あまりいらっしゃらないのでしょうか。中学受験の時に一度家庭教師をつけて、実力がつき、自信を持って受験に望めたという成功体験があり、そこに賭けたいといった思いです。しかし子供はなんとものんびりしたもので、平気な顔です。もっと早く言ってほしかったのに、と焦っても仕方ないですよね。

○回答:

現役で医学部に合格できるかどうか、とのお問い合わせでしょうか。もしそうであるなら、当たり障りのない言い方で大変申し訳ないのですが、「やってみなくては分からない」と申し上げるしかありません。というのも、医学部、特に国公立となると、並みの勉強量ではとても足りないぐらいの分量とその内容を問われることになります。中学受験の時に、相当勉強なさったことと思いますが、その何十倍ものエネルギーが必要で、ちょっとやそっとの努力では、現役合格をなし得ないものと覚悟を決める必要があります。化学一つをとっても、センターレベルの教科書を1冊完璧にこなせるようになった上で(得点率はもちろん90%以上必要)、2次試験のための有機化学の応用範囲や発展的な理論化学用の教科書もマスターしなければなりません。生物も同様、さらに数学はⅢCまで必要で、到底残り1年で、というのは厳しいと思います。ここは腹を据えて、2年、3年計画を立てて、基礎から徹底して学びなおしてほしいと思います。化学や生物の先生はいます。しかも医学部への合格実績はもちろんあり、その道に精通している先生です。中学受験の時に培った集中力と思考力を、今こそ解き放つ時が来たと言えましょう。しかし、一番大事なのは合格への道筋をはっきりと見据えておくことではないかと思います。