生活のすすめ

生活をする:

なにも嫌いなことをわざわざする必要はなく、ただ日々生活をしていればいい。誰かがこうしろ、ああしろと決めたことを君がしなくても、特別困らない。君が満足する生活を、日々すればいい。

無理をすることもなく、急いでする必要もない。生活をすることは当たり前のことなのだから、誰に何の気兼ねもしなくていい。生活をすることを君の脳は要求する。生命を維持するようにプログラムされている以上、そうすることが当然なのだ。

生活をするといっても、一日のうちにできることは限られてくる。24時間のうち、7時間から8時間は眠っていたい。そうすると、第一に来るのが「睡眠」ということになるのだろうか。睡眠中も体は君を維持しようと頑張っているわけだから、立派な生活の一部と言えるのかもしれない。だがこれは3大欲求の一つだから、ここでは論じないことにしよう。・・・とはならない。睡眠をより良いものにするためにできることがいろいろある。

目覚めたら、なるべく午前中に日光を浴び、少しでも食事をとることで、その日の睡眠の質が変わると言われている。体内に時計があり、午前中のその行動が時計の設定に関わっているというのだ。床につく数時間前までに食事を済ませ、お風呂に入るなどして体温を上げると、睡眠の質がさらに上がる。

起きている間にできること。第一に、それがないと体が維持できないということはなんだろう。食べること。ただこれも3大欲求のうちの一つだから、しようとしなくても、誰に止められようともするだろう。生活の一部だが、ここでは論じないことにしよう。・・・とはならない。もし君が食事を摂るために調理できる環境にあるなら、それをすることで君が好む食事を摂ることができるようになるだろう。好みの味付け、好みの料理。調理器具にこだわることもできる。創意工夫に日々取り組むことができる。

すぐに風邪を引いたり、ちょっとした階段の上り下りで息切れをしてしまったり、体が弱くては、「しんどい」「痛い」など君を苦しめる原因をつくってしまうと全くおもしろくない。「体力をつける」ことも必要だ。運動をすれば体力はつく。しかし運動は少々忍耐を伴う。その日の天候によっては、太陽の光のもと行う運動を気持ちよく思うこともあるだろう。ただ、しんどい作業には変わらない。だが体調がよくなれば体は喜ぶはず。そうしれば君も満足する。これはしたほうがいい。