粘り強く難問にチャレンジ

先程の投稿と同じ年の2月から指導開始した私立小学校6年生の生徒さんの件です。

同じようにハイレベルな進学塾の上から2番目のクラスに在籍中でしたが、他の教科に比べて算数の成績に波があり、公開テストで偏差値50前後から後半あたりで伸び悩んだ状態でした。

志望校は洛南高校付属か洛星で、ご家庭では算数の成績いかんでクラスが下がると、志望校を下げることも考えられていました。

そこで、塾での学習内容を定着させて在籍クラスを維持する方針で、テキスト、復習テストのやり直しを徹底し、公開テストで結果を出して自信をつけさせました。

最上位のクラスに上がると、要求される内容がより高度になり、復習テストの成績が良くない時もあり、自信を失いかける時期もありましたが、クラスが下がる恐れを考えるよりも、第一志望校に合格する事だけを考えるように励ましました。

成績が安定するにつれ自信もつき、夏期講習会後にはもう一ランク上を目指すようになり、結果的に東大寺、洛南高校付属、洛星に全て合格しました。

週1回3時間の指導でしたが、塾の指導内容に沿って効率よく指導することを心がけていたので、新たに問題集を用意する必要が無かったです。

ハイレベルな進学塾に在籍するお子さんにとって、塾のテキスト、テストをやりきることが合格への一番の近道と考えます。