志望校の傾向を分析し、的確な指導を|大阪府羽曳野市

教師番号:122-0325

大阪府羽曳野市/男性/昭和46年生まれ

学歴

大阪大学基礎工学部

科目

中学受験:
算数 国語 理科
中学生:
英語 数学 理科
高校生:
英語

時給

4000円/時

指導地域/移動手段

自宅から1時間以内 / 公共機関:車、電車

家庭教師歴/人数

10年以上 / 20人

免許・資格

普通自動車免許

趣味・特技

読書、サイクリング

性格

長所:
・あまり多くの生徒さんを担当しませんが、担当した生徒様とは一蓮托生で誠心誠意向き合います。
・大手塾の補習はもちろん、塾なし受験も対応できます。中学受験では算数を中心に国語・理科にも対応しトータルで最適なルートを追及・提案できます。
・自分自身の中学受験、高校受験、大学受験の経験、親の立場での中学受験の経験を活かして、受験指導や進路指導ができます。
短所:
生徒様に息抜きをさせることが苦手です。(ができるだけ必要最低限の息抜きはできるよう心掛けています)

指導方針

① ご家庭のご要望や環境を把握し、ゴールのイメージを具体的な計画に落とし込み、学習の進捗やゴールとの距離感をご家庭と共有します。
② 志望校の出題傾向と生徒様の特性に合わせて、やるべきことを優先付けして最短ルートを追及します。
③ 志望校合格に向けて結果を出すことが第一ですが、そのプロセスで得る学びや生徒様のその後の人生で大切なものの考え方、感謝の気持ちの育成も大事にします。

合格実績

中学受験:
清風南海、四天王寺、明星、開明、大谷、初芝富田林中、初芝立命館中、近畿大学付属、大阪女学院中

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プロ家庭教師の小エッセイより

■中学受験の生徒様指導のエピソード:

最近担当させていただいた生徒様のお話です。

その生徒様(親御様)は、小学3年生から通っていた学習塾で成果が出ないとのことで、中学校合格まで責任をもって担当してもらえる先生を探され、小学5年生になる少し前から塾無しで私が家庭教師として全科目担当することになりました。
当時は、志望校も決まっていなく目標もぼんやりとした状態でした。そこで、ご家庭のお話をよく聞き、ある難関校を提案し、資料をお渡ししたり学校説明会の案内をさせて頂いたところ、ツボにはまった様ですっかり「この学校でお願いします」ととても気に入ってもらいました。
まだ偏差値で15ポイント以上も足りない状態だったのですが、「今から頑張ればなんとかなる」とお伝えし、エンジンをかけて学習を進めました。

しかし、やはり遊びたい盛りの小学生ですのでいろんな事件がありましたし、学校でのトラブルもあり勉強に力が入らない時期もありました。

そのような中でも、私が志望校の出題傾向を分析し、何をやるべきかを優先付けしてご家庭と相談しながらやるべきことを決めていきました。
例えば、算数はまずは基礎固めをすること、図形は苦手でしたがあまり出題されないので深入りしないこと、比較的できていた国語の時間を圧縮して比較的配点が高く点数を上げ易い理科の比重を高めること、限られた時間を有効に使うために社会は捨てて、国・算・理の3科目で勝負することといったことです。ご家庭にも納得して受け入れて頂きました。

塾に行っていないメリットを最大限に活かすために、早くから志望校対策を進めました。6年生の夏休みくらいから過去問演習に取り組み始め、知識をストックするための単元学習も志望校の傾向に合わせて濃淡を付けながら進めていきました。

箸にも棒にもかからなかった志望校も6年生の秋の駸々堂テストではD判定になりましたが、まだまだでした。その頃は問題の傾向もレベルも違う模擬テストの結果はあまり気にせず、志望校対策を重視しました。実戦での勘所を掴んでもらうために私から提案したプレテストも積極的に受験してもらいました。

やがて冬になり、入試まで2週間前のお正月くらいには過去問を10年分くらいをこなしてもらいましたが、なかなか合格点に届きませんでしたので私もかなり焦りました。
最後には過去問を類題毎に分類した手作りの問題を出題頻度や苦手分野を中心に解いてもらい、解法をパターン化して頭に詰め込み自信を付けてもらいました。
入試前日には、入試問題を解く上での最後の注意事項をまとめてお渡しし、大手塾の生徒や先生に圧倒されないように精神面での注意を促し、これだけ対策したのだから大丈夫だと思い切って送り出しました。

その結果、1次試験では合格できませんでしたが、2次試験で合格を勝ち取ってくれました。生徒様も親御様もまさか合格するとは思っていなかったようですので、大変喜んでもらいましたし、私も我が事のように合格を喜びました。

この生徒様から学んだ事は、教師・生徒様・親御様が三位一体でゴールやそこに至る道のりを共有化してお互いやることを納得して取り組むこと、そのためにコミュニケーションを密にとること、そして何より教師が志望校の出題傾向と生徒様の特性を良く分析してやるべきことを優先付けして最短ルートを追及することです。

大手塾の生徒様も多く見てきましたが、塾に行っていると勉強しているような気がして安心ですし、みんながやっていることをやらないと遅れてしまうような気がして焦りも感じると思います。しかし、膨大な量の課題をこなすのが大変で消化不良を起こしがちのような気がします。
ここでも最短ルートを追及するために、塾の課題の中でもやるべきことを優先付けして道案内してあげることがプロの家庭教師の仕事だと思っています。直前期になると場合によっては、ご家庭とも相談の上、塾を思い切って休んで志望校対策をしてもらうこともあります。

この小エッセイは少し長くなりましたが、最後までお読みいただきましてありがとうございました。
これからも生徒様に喜びを分けていただきたいと思っております。
ご縁がございましたらよろしくお願いいたします。