城北中学校対策

学校名(分類)

城北中学校(男子校)

所在地

所在地:東京都板橋区東新町2-28-1
電話:03-3956-3157
交通:東武東上線上板橋駅・徒歩10分/メトロ有楽町線小竹向原駅・徒歩20分/JR中央線高円寺駅より赤羽駅行きバスにて小茂根・徒歩10分

校風

「着実・勤勉・自主」を校訓に、青年期の人間形成と大学への進学指導を教育の柱としています。中高6年間を3期に分けて、生徒の成長・変化に応じた学習指導により、進学実績の向上を目指しています。社会性・協調性を大切にしており、部活動や課外活動が奨励されています。高2まで毎年宿泊研修が実施されます。

募集

①約120名 ②約130名 ③約30名

選抜方式

①②③筆記:国語・算数・社会・理科
国語・算数は各100点・各50分
社会・理科は各70分・各40分

主な大学合格実績

東大26 京大3 一橋大9 東京工大11 東京医科歯科大2 東京外語大2 東北大9 筑波大9 横浜国立大4 千葉大5 北大7 など

 城北中学校受験に適したプロ家庭教師ページ

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プロ家庭教師の小エッセイより

■一冊の問題集を徹底的に

今から25年前になります。私にも立派に受験生をしていた時期があったのです(笑)が、当時完全に袋小路に迷い込んでいた悩める高校3年生でした。

その兆候はすでに2年の途中からあったのですが、本人にその自覚はあったかどうだか、何の手も打たずにできない教科はほったらかしで、なんとか英語だけにはしがみついていたような格好でした。特に数学に関しては、理系にも関わらず、最重要単元である「関数」がぼろぼろでした。対数関数、三角関数あたりから崩れていって、微積分で崩壊した感じです。

もうだめだろうこれは、と自暴自棄のようになっていたのですが、当時仲の良かった友人がとっていた行動になぜか目を奪われたのがきっかけで、最悪の結果を回避できたのです。それが、彼がいつも手に持っていた「化学標準問題精講」です。彼がつけていたプロ家庭教師からの推薦だったと後で分かったのですが・・・。表紙が黄色だったことも鮮明に覚えています。それを、いつも持っているのです。

当時学校からの帰り道にある地域の図書館の2階の学習室によく立ち寄って勉強をする振り(苦笑)をしていたのですが、そこでその化学の問題集と格闘し、日に日に手あかがついていく様子をちらちら見ていたのです。私にはそれがものすごく面白いミステリー小説か何かに没入する姿のようにも見えたり、彼にとってのバイブルであり、その力に守られているかのように見えたりした感覚がありました。

直感的に、「一つのことに没頭する姿に憧れた」のだと思います。それが自分の危機意識が、自分自身に向けて発信していたメッセージだったのかもしれないと今の自分には思えてなりません。そのおかげか、私は早速数学のチャート式を購入し、基礎からリセットし直そうと決心することができたのです。その友人にはそのことは一切話してはいません。なぜそうなのかは今もってわかりませんが・・・。

プロ家庭教師になって、そうした自分の経験を生かして生徒と接することの大切さを実感しています。人は躓くものですし、悩むもの。前に進みたくても一歩も前進出来ないことなんていくらでもあります。でもやり直しはいつでもきくし、そんなときにこそ真価が問われるのですから。