中学受験の算数専門。繰り返し解き直し、定着させます|東京都中野区プロ家庭教師

教師番号:322-0421

東京都中野区/男性/昭和53年生まれ

学歴

立教大学理学部

科目

中学受験:
算数
中学生:
英語 数学

時給

5000円/時

指導地域/移動手段

自宅から1時間以内(西武新宿線、野方駅から) / 公共機関:電車、バス

家庭教師歴/人数

1年 / 15人 ※塾予備校講師歴、7年

免許・資格

特になし

趣味・特技

ギター、歌、読書

性格

長所:
人や物事の機微に敏感であること

短所:
集中するとがんばりすぎてしまう

指導方針

主に中学受験の算数を中心に東京都内、埼玉県、神奈川県の受験指導をしてまいりました。
集団授業での指導が主でしたが、個別指導、家庭教師の経験もございます。
集団授業の際にも家庭教師と併用して利用されているご家庭もありましたので、その際は家庭教師の方と連絡ノートを作って、現状を共有するなど、お互いの効果を最大限に引き出せるよう努めてまいりました。

〈指導方針〉
算数・数学
メイン教材を使っての新単元の解説、計算力アップのための計算テスト、新単元理解確認のための確認テスト、宿題管理を中心に基礎力固めを行ってまいります。

受験対策として一行問題、演習問題の難易度によって定着度の把握、苦手分野の克服を中心に進めてまいります。

具体的にはお子様に合った演習用教材を受験学年になってから2〜3回ほど繰り返します。1回目はできる問題、できない問題をチェックし、2回目以降はできない問題だけを繰り返し、定着を図ります。

英語
単語・熟語の習得、文法・構文の習得、長文読解と分けて理解を深めてまいります。

毎回単語テストを行い、学年ごとに学ぶ構文の解説、その際に必要な文法の解説など、必要に応じて行ってまいります。

合格実績

中学受験:
慶應義塾湘南藤沢、市川、青山学院、慶應義塾普通部、洗足学園、フェリス女学院、浅野、開智、東邦大学附属東邦、攻玉社、芝、本郷、明治大学附属明治、鎌倉学園、東邦、立教池袋など

備考・関連ページへのリンク

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プロ家庭教師の小エッセイより

◾算数は暗記科目?:

私が以前受け持っていた生徒にいわゆる「地頭がいい」小学生の男の子がいました。中学受験の算数で使う特殊残(つるかめ算や植木算、ニュートン算など)に関してもきっちりと仕組みを理解しており、暗記だけで解くようなタイプではありませんでした。しかし、テストとなると力を発揮できず、算数の偏差値は50に満たない生徒でした。私はなぜ彼がそのようになっているか知るために、毎回テストが終わる度に、テストの余白に書かれている彼の解き方をチェックしていました。そこでひとつ分かったことがあります。彼はそれぞれの問題を一から理解しているために、他の子が暗記でしか理解できない公式や解法を暗記せずに、一から作り出すということを毎回テストごとにしていたのです。ですから、最後の方の問題に到達するまで時間がなくなっていたり、公式を作り出す途中でケアレスミスをしていたりということが分かりました。

彼のそういった能力は素晴らしい能力です。しかし、テストというのは過程を見てもらえないことがほとんどです。解答用紙に書かれてた数字が合っているか合っていないかが勝負となります。ですから、私は彼のそういった地頭がいい力をいざという難問に使ってほしいことを伝え、時間を使わなくていい一行問題などは、すぐに解法がアウトプットできるよう訓練しました。そのためにはインプットの訓練が必要です。インプットはある意味「暗記」とも言える作業です。算数は思考力が必要とされる教科という認識があるため、国語の漢字や、理科・社会の重要語句の暗記とは違う教科と思われがちですが、ある程度は解法の「暗記」が必要な教科です。実は中学受験の算数のほとんどはその解法を組み合わせたり、発展させたような問題が多いのです。

私は、彼に中堅校レベルの解法をインプットするよう指導しました。スピーディーにかつ正確に。そして、インプットしたものはいわゆる自分の頭の中にある「タンス」にしまう作業です。そこから、問題をシャッフルして解くことでアウトプットする訓練をしました。タンスのどこにしまったか、それを探し取り出す作業です。これを繰り返すことで、偏差値50にも満たなかった彼の偏差値は55~58まで一気に伸びました。元々地頭がいい生徒さんでしたから、そこから60を越えるにはそう時間はかかりませんでした。

算数の成績を上げるには暗記がすべてとは思いません。暗記だけに頼ってしまうとド忘れやボタンの掛け違いが起こると一気に雪崩のように崩れてしまう教科であることは間違いありません。しかし、各学校が試験問題で見極めたいのは、思考力や応用力だけではなく、決められた時間で問題を効率的に処理する力も見ています。そのためにはインプット、アウトプットの訓練が非常に大切だと感じています。その具体的なやり方や管理についてお任せいただき、成績を上げる喜びをお子様に知っていただきたいと思っております。