学びのプロを目指す

大人が学び手本を示す

子供の成績を何が何でもアップさせたい。目標の学校に合格させたい。このページをご覧になっている方全員がそう強く念じていらっしゃるはずです。

それを実現するためには、我々自身が学び、その姿を子供たちに見せるのが一番です。そして、子供たちの憧れの対象にならなくてはなりません。

私は20年以上教育業界に身を置き、そのほとんどをご家庭に上がって指導する「プロ家庭教師」として過ごしてきました。小学1年生から高校3年生まで、全学年を見てきました。

20代半ばまでサラリーマンをしていましたので、教育業界に入った時には学生時代に覚えたことの大半を忘れていました。生徒たちを教えながら自分も一から勉強し直すことになったため、まさに「もう一度小学校から入学し直した」ような、不思議な感覚でした。

実際現在まで、ずっとそのままの感覚なのです。今でも学び続けており、一生涯学び続けると思います。そしてそのことに、心からの感謝の念を抱いております。

この世は学ぶことが全てだと思います。そして私が学ぶ姿を生徒たちも見ていて、それを真似したり、自分なりにアレンジしたりして成長していく様子をつぶさに見てきました。

学ぶとはどういうことか。

そのことを行動経済学、心理学、脳神経学といった科学的な観点を交えて述べてまいりたいと思います。「双曲割引」や「コミットメント」などといったキーワードが出てきますが、難しいことは何も書いていません。むしろ今まで何度もどこかで聞いてきたことのあるような、当たり前のことを書いているだけです。

学びのプロになりましょう。子供たちに憧れてもらえるように努力をすれば、彼らは自分の意思で行動し、考えるようになります。一緒にがんばりましょう。

皆さんのご健闘を心よりお祈りしております。