地方公務員試験の数的処理、看護学部社会人入試の英語と数学|東京都中野区

教師番号:319-0305

東京都中野区/男性/昭和54年生まれ

学歴

慶應義塾大学文学部

科目

中学生:
英語

高校生:
英語 数学ⅡBまで 化学 生物

時給

応相談

指導地域/移動手段

東中野駅から1時間圏内 / 公共機関

家庭教師歴/人数

10年/ 50人以上 ※塾予備校講師歴、6年

免許・資格

普通免許

趣味・特技

読書

性格

長所:
冷静。分析力(数理的国語力)があり、粘り強い。

短所:
反復、習熟をとことん求めてしまう。

指導方針

数理的国語力が私の専攻分野、科学哲学で特に必要とされ、その力で予備校、家庭教師にて中高生から社会人に至るまで英数を主に、数学系、医学、看護医療系の学生指導に当たってきました。公務員試験にチャレンジを考え、数学、数的処理が苦手な方を合格へと送るお手伝いを多くさせていただきました。数学は基礎になる良書の反復習熟をとくに師弟関係のように一緒に歩む家庭教師がいる場合驚くほどよく吸収される科目分野です。よい伴奏者として頑張らせていただきます。各単元の要素理解とその要素をつなげる総合理解、その反復訓練(数的処理の場合、苦手な生徒対象)を徹底します。

合格実績

地方上級、市役所、地方中級、地方初級、国家公務員障害者選考

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プロ家庭教師の小エッセイより

◾エッセイ:
家庭教師の授業中で起こったうれしい事件の一幕をご紹介いたします。
「解法が発現して来るのを感じる」
これは、不思議な言い方ですが、私が担当させていただいたある生徒様の発言です。彼(女)は数学 がとても苦手な人でした。

しかし、公務員試験の特別区に受かって、自分はこうしたい、ああいていき たい、と気概とビジョンをしっかりと持った人でした。また、公務員試験での数的処理以外の他の分野 は合格圏内にある(本人談)にもかかわらず、数学、数的処理は全く手も足も出ないといった状況でした。 事実確認してみると、計算問題においても手や頭に気持ちに力が入りすぎてしまってか、小さなミスが 続出している始末でした。

先の発言は、その出会いから、4ヶ月目に入った授業内でのものです。彼(女)自身が感じたことが 大切なのでした。以前は彼(女)には癖がありました。たとえば、数的処理というものは、問題資料より あるはずの解法・パターンを探し当て、それを上手にあてはめて鮮やかに解くものである、という決め込んで臨む癖です。まずそういった癖に気付いてもらうこと、それを切り崩しそこから解放することを 授業の第一方針としました。

第二の授業方針は、各単元のシンプルなコアになる理解と各単元の間に共 通する指針が存在することを、良書を通して理解してもらうことでした。そして、第三の方針は、それ をまるで以前から自分のものであったかのようになるまで繰り返し反復、かつ、習慣化、生活化しても らうこととしました。その過程にある最中、自嘲気味に彼(女)の口から飛び出してきたのです。その後、 彼(女)は、必ずあるスランプも、毎朝の数学的処理といえる計算演習および数的処理の良書の反復に服 し、乗り越え、見事に合格を勝ち取ったのでした。

わたしの喜びは、彼(女)の合格以上に、彼(女)がいつからか数的処理というシステムが自らの内か ら沸き立っていることに気づき、それで呼吸し始めたとその発言を通して感じ取らしてくれた時に怒っ たように思います。彼(女)はいける、とその時同時に思ったのでした。

このようなことは、数的処理(数学)ばかりか、たとえば、私が担当してきた他の学科にも言えま す。すべての土台といっていい中学受験での国語、科学の数理的システムの土台の確認を経ることにな る、大学受験での生物、化学。これらは一様にして、苦手意識を持ちやすく、あいまいに過ごしてしま うことがありえる分野です。しかし、その土台たちは、確実に次へと生徒様を次のステージへと登らせ てくれる確かな台座なのです。私はその伴走者の一人としてお力になれればと思っています。

一人ひとりとの、決して安くはない、一つひとつの出会いに、微力ながらお力添えをもってお応え できれば、この上ない喜びであります。